初心者用3ヵ月カリキュラム
概要と目的
●実習を通じて、陶芸の基礎を覚えましょう。
 1.最初にやきものの特徴とそれが出来るまでの工程を理解します。
 2.陶芸に関する用語や名称等を覚えます。
 3.しばらくは毎回15分間ほど時間を費やして、基礎の反復練習を行います。
●粘土の扱い方をマスターしましょう。
 1.土練り専門の粘土を使って、菊練りや菊練りを覚えます。
 2.粘土が硬くなったとき、柔らかいときの処理方法を覚えます。
 3.粘土の保存の仕方を覚えます。
●いろいろな方法で形の作り方を覚えましょう。
 1.1ヵ月目はタタラ作りを練習します。
 2.2ヵ月目は紐作りを練習します。
 3.3ヵ月目はロクロ作りを練習します。
実習スケジュール
月区分 週区分 制作する陶器 実習のポイント
1カ月目 1週目 カップ&ソーサー
湯呑み・銘々皿
☆土練りの練習
☆タタラ板の作り方
☆布や木の葉を使った模様のつけ方
2週目 長方皿・丸皿
陶板
☆土練りの練習
☆粘土を摘まんだり、ちぎったりする縁の切り方
☆くし目や印花を用いた加飾の仕方
3週目 筒形掛花入れ
小鉢・角鉢
☆土練りの練習
☆線彫り技法や縄目による加飾の仕方
2カ月目 1週目 筒形花入れ ☆紐の作り方たてより、よこよりの作り方
☆釉掛け
2週目 抹茶茶碗(椀形・乎形) ☆紐の作り方
☆釉掛け
3週目 袋もの楕円形の鉢カバー ☆紐の作り方
☆釉掛け
3カ月目 1週目
☆芯だし、土殺し
2週目 ぐい呑み(基本型) ☆玉取り
3週目 湯飲み ☆削り
 
カリキュラムは入会月によりタタラ作りと紐作りの順序が入れ替わります。
その場合、ロクロ実習は4カ月目に実施することになりますのでご了承ください。